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コンプライアンスと私

2012.04.27

皆様こんにちは。皆様におかれましてはGW前でお浮かれのところかと推察致しますが、筆者は風邪を引いてしまい喉が痛い上にめざましTVの占い順位もあまりよろしくなく踏んだり蹴ったりです。あの占いの部分だけ個人別配信にして見てる人全員が1位になるようにすればGDPも数%ぐらい向上するのではないかと思ったのですがそんな訳ないですね。すみません。

さて本日はコンプライアンスのお話です。コンプライアンスは大事です、と良く言われますが、なぜ大事「と言われる」のでしょうか。

これは会社視点では非常にわかりやすく、要するにコンプライアンスが遵守できてないと損害賠償や株主代表訴訟、あるいは社会的制裁を受けて会社がダメージを受けるから遵守しようね、というお話であります。まったくもってその通りですね。なるほど。

しかし個人の視点ではまた話が異なります。確かにコンプライアンスに違反すれば社内で処分されたり、あるいは逮捕収監という事態もあり得るかもしれません。しかし世の中は広いのです。例えばその人がそういうことを厭わずむしろ選好する価値観を持っていたらどうでしょう。

普通に考えると逮捕を望む人なんていないと思うかも知れません。それはその通りだと思います。がしかし、世間には「挫折」を尊重する傾向があることもまた確かです。

曰く、挫折を知らない奴は駄目だ。挫折して復活した人は人間に深みがある。浮き沈みをくぐりぬけ、酸いも甘いも噛み分けてこそ。平凡な人生はつまらない。山あり谷あり上等。起伏が多い人生こそ豊かな人生。などなど。

もしかすると若気の至りで「武勇伝」の為に人生棒に振ろうとする人もいるかもしれません。恐ろしいことです。そんな人が重要な職責を担っていたとしたら、その会社は極めてピンチです。だからこそ、会社は「コンプライアンスは大事だ」と言い続けることで、それと異なる価値観を持っている人を炙り出そうとしているのです。怖いですね。

というような考察は全くの冗談で、全て筆者の妄想に過ぎません。例によって筆者および当社はコンプライアンスを遵守し、良き社会の一員として日々平穏に暮らして参りたく存じますのでくれぐれもお間違いのなきよう。

しかしながら今年初めまでは年一回更新かと思っていたこちらのコラム、GW前に再度更新されるとはびっくりです。ややもするとあるいは36協定にひっかかってしまうのではないかと危惧されなくもないため、コンプライアンスを遵守すべく今後はもっとペースを抑えていきたいと思います。それではまた次回お会いしましょう。さようなら。